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2010.09.07 小説

初仁くん小説です。


ちょこちょこ時間を見つけて書き進めておりました。



続きからどうぞ。



読んだら感想ちょうだいね♪



care


<Jin Akanishi>



「ずっと待ってて」とか「頑張れ」なんて彼は言わなかった

ただ、 「泣いたぶんの笑顔が待ってる」  そう言って私をぎゅっと抱きしめた

他に何もいらなかった

この言葉だけを信じてた




授業中にケータイを開いたら「放課後アイス食って帰ろー」
なんてメールを受け取って放課後が来るのが待ち遠しかった。
しかし、いつもはチャイムち同時にあたしのクラスにむかえに来るのに、今日は仁の姿が現れない。
ケータイを開いても、メールは無かった。

「まゆ、赤西先輩迎えに来ないの?」
「うーーーん・・・。きっと担任に授業サボるなとか怒られてるかも・・。」
「ありそう・・。(笑)じゃあ、今日はまゆが先輩のこと迎えに行きなよ☆」
「・・うん。そうしてみる!」
「じゃあねー。いってらっしゃい」

友達に背中を押され、3年教室のある4階へと階段を上る。
いつもは仁が来てくれるからあたしから行くのは初めてだった。
そんなことを考えていると、自然と階段をのぼる足が軽くなった。



仁のクラスの3Bの教室の前。
「じんーー。かえろーー??」

あたしが教室の扉に手をかけると、そこには担任と仁の姿があった。
おもわず、そっと二人の会話に耳を傾けてしまう。


「じゃあ、第一志望はA大学でいいんだな?」
「・・はい。」
「ちゃんとご両親とも相談して。」
「・・はい。」


仁が・・大学??
A大って・・??
地元のB大じゃないの??
あたしたち離れるの??



しばらくして仁と担任が教室から出てきた。
「仁!遅いーー。いつまで待ってもこないからあたしから迎えに来てやたよ」
「あぁ。わりぃ。担任に授業サボるなって怒られてたー。」
「やっぱりバカ西じゃん(笑)」
「うるせー。っつーか、早くアイス食いに行こー。今日の最高気温35℃とかありえねー」
「あたしストロベリーがいいなー♪」



校門を出ると同時に自然につながれた手。
手をつないでいるだけで自分の心が「仁が好き」って叫ぶの。
細くて長い指に、男らしくてゴツゴツしてそうなのに優しい手。
いつもは安心させてくれるのに、今は何を考えてるの・・??

その後あたしは仁に本当のことを聞かないままその日はお互いの家に別れた。



―翌朝―

「・・じん・・仁!!」
「ぅえ!?なんだよ亀かよ」 (仁くんと亀ちゃん仲良く登校中なりw亀ちゃんはちなみに2年生)
「何ぼーっとしてんだよ。お前らしくねー。」
「いや・・・。昨日まゆに俺んちくる?って言ったら断られた。」
「お前なんかやらかしたんじゃねーの?」
「この間ヤったときにキスマーク付けたから?」
「それは次の日にまゆにみっちり叱られてたじゃん。許してもらえたんんじゃねーの?」
「じゃあ、昨日まゆのアイス一口って言って三口食ったから?」
「・・・・。お前ばかだろ。」


「亀ちゃん・・おれ志望校変えたことまだまゆに言ってない」


「志望校ってA大受けること?」
「あいつには地元のB大って言ってある。」
「お前まだ迷ってんだろ。」
「いや・・・おれはA大受けるよ。せっかくサッカーで推薦貰ってるし。A大のほうが学費安いし。」
「じゃあ、まゆと離れんじゃん。」


「なぁ・・亀・・。“距離”ってどうにもなんねーのかな・・??」




1人が寂しいと思うのは、二人で居る楽しさを知ったから

二人の楽しさや幸せを知らなかったから、一人でいることに不安なんて感じなかったのかもしれない




昼休みを告げるチャイムと共にあたしのクラスに仁の姿が現れた

「まーゆちゃん。屋上で一緒に昼メシくおーー」(隼人ぴーすw)
「あっ・・。うん・・」


仁の気持ちを聞かなきゃ

信じなきゃ

そう自分に言い聞かせた


「仁・・あたしになんか話すことがあるんじゃないの?」
「・・・。お前昨日聞いてたの?」
「うん・・。ごめんね。」
「いや・・・。まゆが昨日聞いたことは本当だから。
俺、A大受けることにしたから」
「地元のB大じゃないの?」

「まゆ。ごめん。寂しい思いさせることになるかもしれない。
いっぱい泣かせるかもしれない。でもごめん。決めたんだ・・。」

「・・・・うん。あたし、応援するから。仁の夢、応援するから。
ずっと大好きだからね。あたしのこと離さないで。」

「まゆだけは俺のこと信じてて。
“距離”なんてクソ食らえ・・・。
1年後、絶対に泣いたぶんの笑顔が待ってるから」

「うん・・。」



そう言って仁はあたしのことをぎゅっとぎゅっと抱きしめてくれた

涙が止まらなかった

好きになったのが赤西仁でよかった

「“距離”なんてクソ食らえ」そう言った彼がすごく頼もしかった



いつもの公園も、二人で行った花火大会も、告白してくれた屋上も、
あの日咲いてた桜も、あの日の空も・・・

全部全部仁を思い出して泣いてしまいそうになるけど

だけど、あたしは前に進もうと思う


彼のくれたあの言葉を信じて







―1年後―


「入学おめでとう。」
「うへへ☆仁と同じ大学に行くって決めて頑張ったもん。」
「俺以上にばかだもんなー。」
「さいあくーー。ばか西に言われたくないーー。えろ西ーー。あほ西ーー。」
「うるせーー。」

「おい!まゆ!どこ行ってんだよ」
「あ!和也!ゴメン!」

「はっ!?亀!? 
・・・・。もしかしてお前も俺のことが寂しくて・・・。」
「んなわけねーだろ・・。」



和也もやっぱり寂しかったんだね


「だからちげーし!」by和也



END.
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